ペベオ ブランドアンバサダー


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MDA/TDA。デコラティブペインティングアーティスト&フォトクリエイター。
1978年、東京デザイナー学院グラフィックデザイン科卒業。デコパージュ作家として活動中にトールペイントを始め、現在、ペインティング歴31年。アメリカSDPのMDAを2003年取得。教える事に関しての資格認定TDA を2010年取得。アメリカでの技術認定審査員を7回、日本人初のデザインコミッティーメンバーを2回務める。 アメリカ、韓国、台湾でもセミナー経験を持つ。 2009年から様々なカメラの勉強を始め、2011年にフォトスタイリングインストラクター資格、2015年、マタニティペインティング資格を取得。2013年からポーセレン150を使ったほうろうペインティングを始め、現在、全国に42カ所の認定教室を持つ。 長年培った知識と技術をもとにほうろうペインティングとフォト、クラフトとのコラボなど、新しい分野で東京を中心に活動中。現在は、オンラインでほうろうペインティングのレッスンをしている。前橋市にスタジオを持つ。
著書に「Deco&Painting」「スティルライフメモリー」


インタビュー


Q:「あなたについて」と「どうしてアーティストになったか」を教えてください。
A:まだ幼かった頃から咲いている花を見ては佇んでしまって動かない子供だったそうです。想像する事、色を感じる事、絵で表現する事が好きだったので、いつの間にかアーティスト活動をしていた気がします。

Q:あなたの経歴(道のり)について教えてください。
A:幼少の頃から絵を描く事が好きで、絵やデザインの道に進みたかったのですが、親の反対に会い、とりあえず銀行員になりました。銀行員時代には、油彩画の先生につき、大きな100号位のキャンバスに向かって絵を描き、公募展に出展していました。その後、自力で東京デザイナー学院グラフィックデザイン科に進学、卒業。デコパージュ作家として活動中に絵の具で表現するトールペイントに出会い、さらなる勉強が必要と、渡米を繰り返し、技術認定資格最高のMDAを取得しました。デコラティブアーティストして活動、誰でも描けるほうろうペインティングを広めています。

Q:あなたのアートに対する世界感
A:私は主に日常生活に使える琺瑯素材やガラスや雑貨に描いています。ワクワクしながら楽しく描いて、飾って眺めるだけでなく、暮らしの中で触れて使って、その作品が存在する空気や行動も写真にして伝える!そして観た人がワクワクする!そんなアートを目指しています。

Q:ペイントとは、あなたのアートにとってどんなことでしょうか?
A:自然からのメッセージを表現する事のように思います。風や光を感じたり、木々や花を見たり、さまざまな時に自然はメッセージを送ってきて、そんな時、色が浮かびます。あ、絵にしたいな、ペイントしたいな、と思います。

Q:あなたがアートに影響されたことは? 幼少期の記憶や影響をうけた作家、作品など
A:小学校時代、理由はわからないのですが、私の小学校は、絵のモデル校で絵画教育に非常に熱心でした。1時間目から6時間目まで絵を描いたり、あの当時、まだ珍しかった透明水彩を使ったり、ラジオから流れる物語を絵にしたり、幾何学模様のデザインしたりしました。そんな事を提案していたのは、その当時の担任で油彩画を描いている先生でした。私が非常に影響を受けた事は言うまでもありません。

Q:アーティスティックな逸話(エピソード)を何か教えてください。
A:1996年、デコラティブペイントの勉強の為に、アメリカ、オマハのAnnKingslan先生のところで勉強していた時、ある日、Ann先生が、私の描いている絵を見て尋ねました。「なぜ、その色で葉を描いているの?」 私は、「選んだカラースキームの色だから」と答えました。すると、先生は、胸に手をあて「吟子、自然を観てごらんなさい。絵は理論じゃない!絵はハートから描くもの!」と言って、突然、私のカラーホイール(色相環)を床に叩きつけました。いつもは優しい先生の行動に、みんなびっくり。その時、わたしはカラースキームに縛られ、がんじがらめになっていて、彩度の高い青緑の薄気味悪い葉っぱを描いていたのでした。いつも本当に穏やかなAnn先生が、英語の辿々しかった私に、英語ではきっと理解できないだろうと、思い切った行動で示してくれた事は、私の糧になっています。

Q:ペベオ絵具で特に好きな商品は?
A:ポーセレン150 です。
この絵具に出会ったからこそ、私のペインティングは広がってきました。陶器用の絵具ですが、琺瑯、陶器、ガラス、ティンなどのペイントに使っています。発色の良さ、安全性、定着性、私のほうろうペインティングには、この絵具が絶対に欠かせません。

それと、セタカラー3Dブロードパールも好きです。ガラスのオーナメントや布製品に愛用しています。

Q:今後のアートプロジェクト(将来のこと)を教えてください。
A:生活の中で使えるペインティング&アートを広くみんなに普及していきたいです。このペベオの絵具なら、子供から若い世代の方やシニアの方まで気軽に楽しむ事が可能だと思います。私はおばあちゃんになってもペインティングを続けていきたいです。今、世の中はコロナ禍、新しい時代になり、私の活動もオンラインによって家に居ながら全国のペインターさんと繋がれるようになりました。いずれ、海外の人たちにこのペベオの絵の具を使ったペインティングをオンラインで広げていきたいです。


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