ペベオ ブランドアンバサダー


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1982:文化服装学院卒業
1982:ファッション・手芸誌出版社編集勤務
1986:ポーセレンペイント、トールペイントを学ぶ
2000:フローラルペインティングサロン田園調布教室開校
2004:書籍出版。東京中心にセミナー主宰、銀座ソレイユフォークアートアカデミー定期教室開校
2008:書籍出版。認定講師を育成
2010:ペイント専門誌「身近な雑貨に描く」テーマの連載開始。共著出版多数 
2014:書籍出版。
2015:フランス語版「La peinture des fleurs」出版
2018:各地に25教室の認定校を定め、認定講師と共にペインティングを広める
2021:フローラルペインティングサロン表参道教室開校予定


インタビュー


Q:「あなたについて」と「どうしてアーティストになったか」を教えてください。
A:子供の時から絵を描く、刺繍をする、お菓子を作る、物語や詩を書く、といった創作的な作業が好きでした。「暮らしは楽しい事で溢れている」と感じたことを他人に表現したのが始まりで、ごく自然な成り行きでした。

Q:あなたの経歴(道のり)について教えてください。
A:描く事に夢中だった幼少時代から10代半ばのモデル経験によりファッション界に目覚め服飾を専攻。制作工程を学ぶうちにマーケティングや企画的な事に興味を持ち出版社に入社、子供服やソーイング誌の編集に携わる。結婚後は家庭内のインテリア空間を楽しむうちに家具や雑貨などにペイントして再びクリエイティブな活動に目覚め、作家活動に入る。

Q:あなたのアートに対する世界感
A:私にとってのアートは芸術的な敷居の高いものでなく、暮らしに繋がることです。
季節感を大切に、身近な草花や自然の生き物をモチーフに、優しく愛らしいデザインを追求。また実用性である事も配慮しています。

Q:ペイントとは、あなたのアートにとってどんなことでしょうか?
A:ごくありふれた素材がペイントすることによって世界観が広がり、自分もそれを目にする人も幸せになれることです。

Q:あなたがアートに影響されたことは? 幼少期の記憶や影響をうけた作家、作品など
A:幼少時に父からプレゼントされた一冊のフランスの童話「カロリーヌとおともだち」に深く影響を受けました。作者であるピエール・ブロブストは画家でもあり登場人物や背景の細部の観察力による表現は飽きることなく、自分も絵本の中に溶け込みました。同時に当時日本に無かったフランス人の暮らしの端々に見える「豊かさ」を感じ、素朴で美しい暮らしに大きな憧れを持ちました。

Q:アーティスティックな逸話(エピソード)を何か教えてください。
A:2016年にペベオ研修で初めてヨーロッパに足を踏み入れた時、南フランスに降り注ぐ光の美しさに衝撃を受けました。さらに森林、岩肌、風化した歴史的建築物に感銘を受け、五十数年も憧れていた童話、上記の「カロリーヌとおともだち」シリーズやおとぎ話に登場する空気感を体感出来たことが人生における喜びの一つとなりました。アートを続けることによって幼少期より持ち続けた憧れの思いの原点に触れることが出来て今後の進む方向が定まりました。

Q:ペベオ絵具で特に好きな商品は?
A:ポーセレン150, セタカラースウェード色, 水性グッタ

Q:今後のアートプロジェクト(将来のこと)を教えてください。
A:衣、食、住と誰もが必要とするものにひと手間加えて「暮らしのアート」を表現していきたい。またより多くの人々に広めるために指導者を育て、企業の情報や商品などを取り入れながら出版や展示会等で発信できる魅力ある作品を制作していきたいと思います。


作品



書籍・画集


鈴木恵 フローラルペインティング
フローラルをテーマにガラスや陶器の食器、木製品などにペイント。ポーセレン150絵具やヴィトレア160絵具の使い方、トールペイントテクニックも満載。プロヴァンスをイメージしたテーブルコーディネートも充実した1冊です。 全26種の下絵デザイン付。
全96頁。ブティック社刊 鈴木恵 著


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