ペベオ・ジャポンについて


いつの日も絵具と共に... ペベオ社の心

100年間以上に渡って絵具を作り続けてきた、私たちフランス・ペベオ社。
私たちには、絵具のことを、誰よりも深く知り、愛してきたという自負があります。
1919年の創業時に、職人によって使われていた手ひき臼や大理石は、ずっと昔、屋根裏部屋にしまわれたままとなり、今日の私たちは、当時とは比較のしようもないほどに向上した技術の元で、絵具を製造しています。
しかし、私たちのもの作りへの精神は、100年以上も前に職人が自らの手で顔料の粉をひいていた時と、何ら変わるところがありません。同じように、真摯な心ともの作りへの情熱ある姿勢で、絵具を創造し、作りつづけているのです。
今日の私たちは、更に完成された絵具を求めて、C.N.E.P(National Centre for the Evaluation of Photo protection:フランス写真保護管理センター)と、およそ10年間、画溶液、絵具、ワニスの共同研究をしてきました。その研究は、光や熱による黄変(劣化)に関する貴重なデータを生み出しました。
ペベオ社はこの結果をこれからの絵具製造に活かし、絵画の保存というもう一つの視点からも、芸術のために貢献出来る企業を目指し、更なる努力を重ねて参ります。